【2026年】中国ビジネスカレンダーの発表と中国の残業代割増率-中国労務管理-※PDFダウンロードあり

2026年度の中国ビジネスカレンダー

2026年の法定祝日と連休の予定が発表されました。

土日を労働日に切り替える調整(振替労働日)及び法定祝日の割増給与については要注意です。

ダウンロード資料もありますので、ご利用いただければ幸いです。

祝日の文字に下線が引かれているのが、法定祝日に該当するんですね。

法定祝日は3倍の割増賃金でしたね、日本とは違うのでここは要注意ですね。

中国の残業代における割増率

企業が従業員に残業をさせる場合、正常に労働した時間の給与よりも多く労働者に給与を支払わなければなりません。

  1. 従業員に予定以上の労働時間労働させた場合、150%の労働報酬を支払う
  2. 休日に、労働者に業務をさせる、または代休を与えない場合は、200%を下回らない額の労働報酬を支払う
  3. 法定休暇日に労働者に業務をさせる場合、300%を下回らない額の労働報酬を支払う
中国残業代の割増率
1通常出勤日の時間外労働× 150%
2休日労働日の労働報酬× 200%
3法定祝日の労働報酬× 300%

ポイントは、②の休日労働は代休で処理することが可能ですが、法定休暇日についてはそれができません。
また、中国語の『补休』は、日本のように代休と振替の区別はありません。

↓2026年カレンダーは以下からダウンロードできます。